京都弁
京都弁ゆうても、ほんまに自分がしゃべってるんが京都弁なんかはようわからへん。
生まれたんは京都市内やけど、引越して保育園から小2の途中までは滋賀県に住んでた。
小2の途中からここ(宇治市)に引越したんやけど、京都市内とはちがうさかい京都弁と言うよりは関西弁というた方が正しいのかもわからん。
そやさかい、今書いてる言葉も書きながらなんか変やな~とおもてる。
不思議なことに、じょうずにしゃべる事はできひんけど、聞き分ける事は出来る。
同じ関西人でも、しゃべって見たらこの人は京都とちゃうな~とか。
また、テレビで京都が舞台のドラマなんか見たら、関西出身以外の役者がいわはる台詞には、「かなんな~ちゃんと教えたらなあかんで~」と、ようテレビに向かって突っ込んでしまう。
イントネーションが全然ちがうやん。
もっとも私が、標準語をしゃべっても、関東人から言わすと全然違うんやろな。
あっ、一つ思い出した。
学生時代、某大手スーパーでアルバイトをしてた頃の話やけど、そこに新入社員で東京出身のTさんが配属された。
ほんま真面目な面白い人で、私より2歳年上の大学出たての坊ちゃんタイプでやった。
そのTさんの接客時のエピソードなんやけど、電気スタンドを買いに来たお客さんに説明していた、一通り説明も終わって客が商品を絞り、最後に「これ勉強できるんけ」と少し値引してくれと言う意味で言うた。
それに対してTさんは、ちょっと怪訝そうな表情をした後、「大丈夫ですよ、これは20ワットで明るいですから、すごく勉強出来ますよ」だって。
真顔でいうんやから、思わずわろてしもた。
ほならこのへんでしまいにしますわ、おおきに。
あくまで私的京都弁でおす、許しとおくれやす。